たくさんの契約プランがあるocnですが、for vpnというものもあります。
これのいいところは、月額料金が安いこと、通信制限がないことです。
まず料金が安いことですが、for vpnを選ぶと月額2〜3千円といったプランも見られます。
光回線で固定ipがつくプランだと、月額で1万円近くいくものが多いです。
それに比べるとかなり安く、料金の負担が軽くなります。
さらに通信量制限がないのも特徴です。
ocnの固定回線の契約プランなら、月に何Gまで、1日に何Gまでといった明確な通信制限はないのですが、混雑時にあまりに大容量の通信をしていると、通信速度を制限されることがあります。
もちろん混雑時にだけ実施される一時的なもので、ペナルティなどは一切ありません。
混雑が解消次第すぐに解除されますし、次回以降に制限を受けやすいといったこともありません。
このようにあくまで一時的なものですが、通信を制限される場合があります。
その可能性がほとんどなくなるのがOCN for vpnです。
時間を気にせず、いくらでも通信できるため、事業目的での利用をオススメされています。
このように利点も多いプランなのですが、固定ipを利用したい人は気をつけたいことがあります。
このプランは他の契約プランと違い、提供されるアドレスが動的ipとなるのです。
これは固定されないアドレスのことで、インターネットに接続するたびにipアドレスの内容が変わります。
このアドレスでは自分のオリジナルサイトの公開や、VPNの構築などが難しくなります。
アドレスが接続のたびに変わっては、サイトや通信者の位置を特定できないからですね。
もしocnで契約する目的が固定ipの取得になる場合、for vpnはやや不向きです。
他のプランなら最低でも1個は固定ipを取得できますが、for vpnの場合では取得が難しいことがあります。
このプランが向いている方は、主に固定ipを必要としない人です。
すべての利用者が固定ipを求めているわけではないため、このようなプランもあるんですね。
これが特に要らないなら、for vpnは料金も安く、通信制限もないという非常に使いやすいプランになります。
固定ipを活用したい人は事前によくプランの内容を確認して、契約を検討してください。
